ISSの基幹構造であるトラス

ISS(国際宇宙ステーション)において、背骨にあたる基幹構造を担っているのがトラスで、非与圧の物資、ラジエータ、太陽電池パドルなどの機器が取り付けられています。 トラスは2000年以降随時打ち上げられ、宇宙でロボットアームの操作によって取り付けられています。最初のトラスはZ1と呼ばれるもので、2000年10月に打ち上げられ、日本人宇宙飛行士の若田光一氏のロボットアーム操作でユニティの上部に取り付けられました。ZIにはコントロール・モーメント・ジャイロ4基、電気配線、通信装置やISSに帯電する静電気を中和するための2基のプラズマ接触ユニットなどが装備されています。その次に取り付けられたのがP6で2000年11月に打ち上げられ、電力を巨大な太陽電池パドルから供給するためのものです。 3番目に取り付けられたのがS0で、2002年4月にデスティニー実験モジュールの上に支柱によって取り付けられています。S0は与圧モジュールへの送電のための電力の整流、与圧モジュールから後に取り付けられるP1やS1への放熱のための熱制御ループの通路として使用されるなどの機能を担い、ISSの中心的な機能を果たしています。そして2002年の10月にはP1とS1が、先に取り付けられたS0に取り付けられました。 その後も2006P3・P4・P5が、2007年にはS3・S4・S5・P6が、そして2009年にはS6が、という順番でトラスは随時打ち上げられ、ISSと結合しています。