ISSの日本の実験モジュールについて

人間が宇宙で生活する施設として建設された国際宇宙ステーションISSは、宇宙飛行士たちが日常生活を送る居住モジュール、さまざまな実験は研究を行うための実験モジュール、寝室や倉庫の機能も兼ね備えていてモジュール同士を接続する結合モジュール、大型のパーツを扱う時などに使用するロボットアーム、そして国際ステーションISS全体のエネルギーの源である太陽電池バトルといった構成要素でできています。国際宇宙ステーション計画に参加している15カ国がそれぞれの分担して開発や運用を行っていますが、日本が開発して運用しているのは、実験モジュールのひとつである日本実験棟「きぼう」です。 国際宇宙ステーションISSの実験モジュールは全部で5つありますが、日本の実験棟以外にはヨーロッパ、アメリカ、ロシアが開発した実験モジュールが使用されています。日本の実験棟は最大4名まで搭乗することが可能です。中心となる船内実験室、宇宙空間の中で実験を行う船外実験プラットフォーム、倉庫の役割を果たす船内保管室、実験装置やシステム機器を輸送するための船外パレット、船外実験プラットフォームで行う実験の時に人間の腕がわりとなるロボットアーム、地上との双方向通信を行う衛星間通信システムといった6つの構成要素でできています。日本実験棟の運用やシステム管理は筑波にある宇宙センターで行われていて、運用管制室では専門知識をもった運用管制員たちが日本実験棟と滞在する宇宙飛行士たちを24時間体制でバックアップしています。